京都嵐山での女性会
週末になると、筆が滞る。
書くことがないんじゃぁなくて、書く暇がない!くらいに地元活動なのである(こういうとまた、そんなことないやろ!とお叱りいただくかなぁ...)。
補選の敗戦を受けて、新たに「メッセージの重要性」を痛感する。いかに、「届く」メッセージを発信できるか!?。この一点にかかっていると言って過言ではない。
そんなことを思いながら、久しぶりに週末地元で街頭演説。
言いたいことはいっぱいある。しかし、今最も訴えるべきは何か?を考えながら言葉を発する。
一語一語、丁寧に。そしてぶつけるのではなく、そっと置くように。アジルのではなく、疑問を示しその解決策を提言する。皆さんにお願いするのではなく、約束を交わしていく。
まさに、目には見えないけれど、「国民の意識」と格闘する。そんな汗ばむような自分なりの30分二本勝負の計1時間の演説を終えると、街宣車の周りには道行く人からの缶ジュースや、コーヒーやら、回転焼きやら、パンやらと差し入れの山。
ありがたいやら、申し訳ないやらと思いつつ、地元以外の補選の地域ばかりで演説しててすみません、とペコリ。
そして、その後は一路京都嵐山へと向かう。全国司法書士女性会の総会。
司法書士の皆さんとは、登記オンラインシステムの問題で予算委員会での質疑を行って以来、さまざまな問題点をご指摘いただいた。現場での苦労を直接聞かせていただき、それこそ行政の無謬神話に凝り固まっているところなきやとばかりに、正していこうとの想いである。
女性の集まりというのは、いつ行ってもどうも照れるのだが、暖かくお迎えいただき挨拶の機会もいただいた。
奈良からは元法務副大臣の滝実(たきまこと)代議士、京都からは井沢京子代議士も参加。隣り合わせの選挙区ながら初めての三人顔合わせでもある。
各テーブルで、名刺と酒を交わしながら登記識別情報運用の混乱など、問題を認識しながら法務省にはしっかりとものを言っていく約束をする。
宴席を待っている間、運転手のトシがチョットおにぎりでも買おうと、この辺で何か食べ物あるところ知りませんかと同じく待機していた某秘書さんに尋ねたら、「すぐ横に吉兆があるで」と教えられたそうな。
トシから「代議士、京都にはキッチョーというコンビニあるんでっか?」と真顔で聞かれ、「ウーン、コンビニエント(便利)な店ではないと思うで。」と伝えた。
トシはオニギリあきらめて、家に帰ってメシを食うことにしたような。