事態を見守る

2009年3月5日 (木) ─

 小中同級生の突然の訃報に言葉を失いながらも、葬儀に駆けつける。

 役所で仕事中、くも膜下出血で倒れ帰らぬ人となった。まだ小学生の長男の僕が、子ども時代の彼と瓜二つの顔で悲しみをこらえている姿を見て抑えきれなくなる。

 顔なじみの同級生たちが集まっていた。皆で故藤田雅志君の棺を持つ。こんな...辛いこと...と、思いながらもこれからもこうして何度か友を見送るのだろうか...と心の中でつぶやきながら悲しみをこらえる。皆、涙を抑えきれない。

 藤田君、フー、安らかに眠ってください。合掌。

 とんぼ返りで国会。

 騒動明けて、ひとまず落ち着きを取り戻すが各委員会での法案審査が始まりだす。ホッとするのもつかの間、そろそろ動き出す。

 諸件処理をして、民主党予算委員会のメンバーで懇談会。会場にほぼ一番乗りで到着すると、カメラの方列。何もないのに。皆の予算委員会でのお互いのねぎらいと、渡部恒三先生からのかつての予算委員会審議のお話などを聞き、大いに盛り上がり終わる。

 またもや帰りを狙って、取材陣殺到。別に、委員会メンバーの慰労会で、確認も決定もないってば。なーんにも、話すことはございません。申し訳ありません、と帰る。

 やれやれ、事態を見守るって言っても、なかなかそのようには聞いてくれないようだ。

事態を見守る