与党、幕引き完了

2005年12月21日 (水) ─

 9時からの国交委。

 8時半からの理事会が延びる。約10分遅れで大臣への一般質疑が始まる。

 理事会が揉めたのは、与党が証人喚問や参考人招致を拒絶してこのまま開かれないことになったからである。捜索により、「状況を見守る」、「事態の推移を見る」が与党の言い分である。

 理事会で委員会を開くかどうかを決めるので、これで実質国会での事実解明の場は消えた。

 マスコミが、「これでいいのか!。」と殺到するが、良いわけないわな。だから、ずっと言ってんのに。

 国会議員への緊急アンケートも効力を生み出せなかった。うーん、悔しい。残念だ。

 こうしてうやむやにされていく。しかし、国交委は開かれなくても、来年の通常国会の予算委員会で徹底的にやる。政界への波及だってあるかもしれない。予算委員会こそ、疑惑解明の大舞台だ。

 とにかく、諦めることなくがんばるしかない。

 委員会の部屋を出て、エレベーターで二人きりになった自民党議員が、「与党理事で談合したんだ。これじゃ、ダメだ。」とはき捨てるように言った。

 談合って、自民と公明という意味?。それとも、自民の派閥の中での話?、と聞きたかったのだがサーッと言い残して去ってしまった。

 やっぱり、何かあるな。自民の議員が言うのだから、「間違いない!」。

与党、幕引き完了