一見丸呑み?

2008年3月27日 (木) ─

 午後4時、福田総理の緊急記者会見。

 直前に、自民党議員から「暫定税率25円を10円で折り合いつけるって本当!?」と電話がかかってきたが「それは、ないでしょ。突っ込むと思うよ。」と返事。あー、ビックリした。

 さぁ、総理がどのようなコメントを出すか。事務所のテレビの前に秘書たちと座って、食い入るように画面を見る。「来年度からの道路特定財源の一般財源化」、「暫定税率の環境問題への取り組みなどを踏まえての検討」、「中期計画を5年として新たに策定」が主な柱。

 「福田さん、そうとうキテますね。」とタケ。総理、ここんとこ、カッカしてたもんな。

 来年度からの特定財源の一般財源化という、ある意味「丸呑み」に近い総理の言葉は、月末を迎えて仮に暫定税率撤廃となっても4月末に再議決を計る上での大義名分とするものだろう。

 予想してはいたが、一般財源化まで譲歩をしてきたか。

 もちろん、来年度以降の一般財源化については現時点で何の確約もないものだしどのような条件が付されるかもわからない。一見大きな譲歩に見えるが、安易に乗れる話ではないかもしれない。

 かつて社会党の委員長を総理に就けた自民党だけに、何でもやってくるし、丸呑みをする自民党というのはある程度予測できていただけに、ここからの民主党の対応が焦点になる。

 おそらく、今年度で暫定税率撤廃を掲げているだけに「論外」だろうし、来年度からの一般財源化も「先送り」だとして一顧だにせず、という対応だとは思うが気をつけなければ国民の理解を十分に得ることができなくなる可能性がある。

 やはり、ここは国民への小沢代表からのわかりやすいメッセージの発信を行うしかない。総理提案に対して、なぜ受けられないのか(まだ、受けないと決まったわけではないけど...)、譲歩のように見えるがそうではない、などの説明を必要とする。

 あと4日とわずかの勝負となる。

一見丸呑み?