2012年党大会へ向けて
党大会で上京。
先週の内閣改造及び党役員人事にて刷新された体制にて、今年一年間の活動方針を決定する党の最も重要な会議。県連からは幹事長他が昨日から上京して事前の会議に参加している。
来週からの通常国会に向けて、今後どのような具体的な取り組みがなされていくか、執行部の手腕が問われるわけだが改造直後ながらも支持率はじめ各種世論調査の結果は厳しい。
メディアに誘導されている部分も無きにしも非ずだが、一方で今朝の駅頭での街頭演説での反応は調査結果を如実に表している感触でもあった。
やはり、国民には今の政府・与党の対応は、すべて「増税ありき」としか映っていない。
さらに、昨年末の税調の議論を受けて1月6日に確定した政府・与党の「社会保障・税一体改革素案」にも盛り込まれた「消費税率引上げまでに、国民の納得と信頼を得るため~政治改革・行政改革を期す」がどこまで理解を得られるプロセスとして提示されるかが課題となる。
素案に示されている「衆議院議員定数を80削減する法案等を早期に国会に提出し、成立を図る」ということが、具体的に消費税率引き上げ法案の成立とどのようにリンクしていくのか、させていくのか、野党との協議の進め方も極めて重要となる。
加えて、定数削減を素案で掲げたが、昨年の最高裁判決に基づく較差是正と少数政党からの要望が併せて出されている選挙制度の抜本改革との一体化が、今後どのように進むかが、増税議論とセットとなってくることは間違いない。
そのうえで、解散総選挙のいくつかのシナリオが描かれることになる。執行部はそのことも踏まえて、対応を検討しているのだと信じるが、また、説明不足だと運営そのものに支障をきたす可能性もあり慎重に臨まれることを念じている。
僕自身は、変わらず淡々とそして粛々と自ら定めたあるいは天に定められた道を歩むだけだ。
土曜日のシビックミーティングで、今年は雌伏の時、跳躍のためのしゃがみこみの時だと記した僕の年頭所感について「一年もしゃがみこんだら、ヘタってしまうぞ!」との厳しいご意見も頂いた。
仰る通り。
しゃがみこみは、座り込みではない。跳躍への緊張を大腿部に漲(みなぎ)らせてのものであることを、しっかりとお伝えしておく。