選挙の神様

2005年8月26日 (金) ─

 「選挙の神様」がいる。

選挙の神様は、本当に心が澄み切った瞬間を持ちえたものにのみ、降臨する。

と、感じるようなことが、前回選挙で度々起きた。

 そして、今回、どうなんだろう?、と思っていたのだが、この選挙戦になって、初めて、「選挙の神様」が降臨しかけた。

 選挙の神様は、それこそ降りてきて、語らせるのである。この国の未来を、その使命を持つものにのみ、語らせるのである。候補者の口から発せられるその言葉は、本人の意思をはるかに超えたところから出てくる。

 なんや、まぶち、大丈夫か?、と言われてしまうかもしれないが、本当にこのことを感じられるようになり、前回選挙は町全体が、地響きをたてて変わる瞬間を感じた。

 果たして、今回はどうか!?。

 不安な気持ちもあったのだが、昨日の昼、初めてその手ごたえを感じた。

 その瞬間、人々の足は止まり、町の空気は一変する。目の前の人々の心の「揺れ(振動)=バイブレーション」が伝わってくる。静寂と緊張と癒しが混在する中で、時間は止まる。

 その間に、人々の心に、一言、一言、言葉を置いてくる。決して、言葉を投げつけるのではなく、そっと「置いて」くるのである。これを、選挙の神様は、「候補者」という生身の人の体を使って行なうのである。

 時代を、作らねばならないそのときに、現れるのである。

 私の心が、平らかなれば、必ず「選挙の神様」が降臨し続ける12日間となると確信する。

選挙の神様