補正予算成立
予算委員会は月曜日から基本的質疑二日間に締めくくり総括質疑一日。採決、緊急上程本会議で補正予算成立となった。
3日目の30分間の質疑に立ったが、金子国土交通大臣も麻生総理も答弁が要領を得ないままだ。ちょっとひど過ぎないか!?、という気分のまま質疑は終了。
道路特定財源の一般財源化は大きく後退。
概算要求は前年比で1.11。「道路予算の抑制」のかけらもないまま国交大臣は「今の概算要求をみんな認めていきたい」としゃあしゃあと答弁している。うそだろ!?、国交大臣がこれじゃぁ、他の省庁も右へならえになるわな。無駄な道路をバンバンつくる国交省、保険料ダダ漏れの社保庁に汚染米横流し見て見ん振りの農水省とまぁやりたい放題を今後も容認するということか。
国交省については徹底して監視を高めていくつもりだったので、「秋までに」とされていた将来交通需要推計についても確認。11月末までに公表との言質を得たが、その後の中期計画作成には前回でも6ヶ月かかっている。
予算編成に間に合うのか?との素朴な疑問をぶつけたが、「マクロの数値は出させていただくが、ミクロのものは予算策定と、財務と個別にやっていきますので、これは少しずれ込むことになると思います」との答弁。予算編成の中で2月、3月までかかると思いますとの答弁も続き、それでは年末までの予算案に間に合わないだろとびっくりする。
こんなにずれた答弁でいいんか。だらだらと的を得ない答弁を繰り返されて、タイムアウト。もはや質疑の機会がないようなので、こうなったら質問趣意書で徹底的に確認する以外にない。
結局、補正予算は民主党も賛成ということで採決。解散に追い込むための争点消しという国対戦術らしい。いずれにしても、解散に追い込むというのはなかなか難しい。
麻生総理、けっこうへらへらしてて、こりゃ、解散遠のく空気だな。