行革へシフト

2006年3月10日 (金) ─

 行革PTのキックオフ。閣議決定前の内閣府の行革推進法案の原案説明を受ける。もちろん、提出前ゆえ概要だけなのだがプログラム法案ということで、フワッとした内容に終始する。

 しかし、こんなんで与党は出してくるのだろうか。

 たちまち、衆参のPTメンバーから質問が浴びせられる。内閣府は答えに窮する。ウーン、この法案の審議はキツイのとちゃうか!?。

 そして事務局長としては、今後の進め方について同意を図る。異議なしの声で来週からの各分野の検討スタートが決まる。そして、昼の時間にまで食い込む総合政策企画会議で、この行革と分権改革が論議される。

 公務員制度から特別会計改革、独立行政法人改革、そして政策金融改革から資産売却までまさにごった煮の様相で作られる法案。果たして、どういう対立軸を示していくのか、判断は難しい。

 端的に言えば、対案もさることながら与党案の矛盾点やずさんさを指摘することが政府の無駄を詰めきれない現状を洗い出してわかりやすいと思う。しかし、党内ではここで分権改革の新たな中央政府と地方政府のあり方まで示してはどうかとの議論もあり、政府案とのかみ合いがうまくいくかは不明である。

 いずれにしても、去年の6月の郵政特のように「そもそも論」だけで入り口で膠着してみたり、「すり替え論議」で終始したりするような国民不在の議論にはしたくない。

 対案を懐に持ちながら、徹底的に政府の対応の不備を突く、これしかないと思うのだが。

 さて、このように行革シフトが徐々に敷かれだしたわけだが、ここで明日もTBSの「朝ズバッ!」に生出演することになった。特別会計ネタで「8時またぎ」のコーナー。今度は、行革で国会をヒートアップさせるぞ!。

 ヒロコに、「明日も、朝ズバッ。」と言うと、「わかる合図して!」と言われる。おまえ、子どもか!?。

 ウーン、親指サインでもするか。

行革へシフト