気力の回復
2007年3月9日 (金) ─
時間と共に傷が癒え、回復していく実感がある。
別に怪我をしたわけでもないが、肉体的精神的ダメージからどう立て直すか?、の心配はあった。
週末、幼なじみの同級生とゆっくり食事をしながらあらためてこの一ヶ月間を冷静に振り返ることができた。ヒロコや子どもたちとも少しだけ時間も取れた。徐々にだが、気力と体力の回復を感じる。来週には、完全回復でまた思いっきり行けると思う。
気力というのは不思議なものだ。
間違いなく体力にも連動しているのだが、だからと言って体力の回復によって気力も回復するかと言うとそう単純なものでもない。
気力の回復のために、何か、特別のものを注入していく作業が必要だ。それは人それぞれなのかもしれないが、身体には安静と栄養というのが基本。それになぞらえると心への「安静」と「栄養」ってなんだろう。
家族や友人や仲間の温かな心遣いは、栄養のようでもあるし安静にできる安らかなベッドのようでもある。草花に水をやるがごとく、心と身体がみずみずしさを取り戻すその過程で、しみじみと「生きもの」としての原始的なメカニズムを感じる。
そして、生きものとしてどちらかと言うとそのメカニズムは単純な部類に分類される「まぶちすみお」は、間違いなく人の中にいることによって、安静と栄養の両方を得ることができることを実感している。
気力の回復