山口へ

2008年4月11日 (金) ─

 ここんとこ、何日も書いてはボツにしてきた日記だが、いい加減出さないとお叱りいただいてしまう。

 しかし、まぁ、年度末はさんでの攻防の中、いろいろあるんだよね。書けないことも。

 ちょっとした発言まで、「民主党の馬淵澄夫衆議院議員は」と新聞に書かれてしまうとさすがに自重する。取材目的と違う質問をいただくと、「こう言って欲しいんだろうけど、悪いけどそこは発言する立場にないよ」と告げるしかない。つまんないコメントばっかりで記者の皆さんゴメンなさい。そして、読者の皆さん、あいだ空けてゴメンなさい。

 ということで、今現時点からの話を書く。

 今日は、二度目の山口2区入り。先週、日、月と二日間美和町と岩国市に入って集会やあいさつ回り、ポスター貼りに汗かいた。ポスターは正味時間4時間ほどで34枚貼った。いや、楽しい楽しい。

 しかし、浮かれてばかりはいられない。町を歩いていて、結構厳しい情勢を実は感じた。

 平岡さんは現職の強みで知名度は高いが、自民党の組織力をヒシヒシと感じる。ウーン、これは相当力入れないとな、と国会に戻ってみんなに、「山口行かなきゃまずいよ!」と声かけまくる。

 まぶち事務所は、既に3月末より奈良から全員張り付きで、皆山口の人と化している。国会事務所も全員毎週末に山口へと送り込んでいる。

 と、なるとあとは...俺か!

 委員会や政策作りも大事だが、ここは選挙に特化するしかない!ということで、今日から3日間山口。そして、さらに来週以降もガンガン入るつもりだ。

 そして、もう、岩国はいい。相手の本拠地、柳井に入る。なんせ、対立候補はあの耐震偽装のときの国交省の住宅局長だ。

 耐震偽装のときの事務方の責任者であり、その後の制度変更で建築業界を大混乱に陥れた建築基準法改正のときの住宅局長だ。

 姉歯「事件」として、行政の不作為の責任をすべて一個人に押し付けた国交省。国土技術政策総合研究所 (国総研)の研究結果として「基本的な制度的枠組みを維持しつつ行う対策には限界がある」として、建築確認制度の抜本対策について提言を受けているにもかかわらず対策は放置された。

 耐震偽装問題が起きると、姉歯個人が悪いという論調に乗って既に報告書で報告されている制度改正案を打ち出した。そして、建築基準法の改正が急がれているとして、大臣認定プログラムが策定されていなかったり、技術規準が整備されていない状況で法の施行を行い、大混乱を引き起こした。結果、建築確認が停滞し、挙句の果てには住宅着工件数が4割も急落し建設業界の「官製不況」を作った。この責任はすべて国交省にあり、住宅局にある。

 正々堂々と選挙を戦いたいと思うので、政策通の平岡さんの政策を中心に訴えるつもりだが、僕自身は義憤に駆られる想いは相当に強い。

 まぶちも山口2区の人と化す。

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