定数削減なくして増税なし

2011年12月29日 (木) ─

 やっとというか、とうとうというか、今日の午後3時からの税調に野田総理が出席するという。

 昨日も、議員のみならず税調の役員までが「このような形で法案出すのなら解散すべきだとの想いがある」との意見が出た。それぐらい、皆、重く受け止めているということだ。

 総理の覚悟も含めて、見極めに行く。ハラを見に行く。

 一方で、一昨日久しぶりにBSだがテレビ番組のビデオ収録に出た。杉尾さんがコーディネーターのTBSの「News21サタデースコープ」。いろんな議論の中で、議員自らが襟を正さなければならないとして「議員定数削減」の話が出た。

 僕としても、今まで訴えてきた定数80の削減は当然だと思っているが、法案を少数政党も含めて理解を得ながら作っていこうとすると、比例区削減だけでは不公平のそしりは免れないと思っている。

 個人的には、同僚の石井登志郎代議士の提案を伺って、小選挙区、比例区併せての削減が必要ではないかと思っている。もちろん、党内議論としては政治改革推進本部で行われており正式に各党との協議が行われているが、そんな思いを番組では述べた。

 昨日の税調でも噴出した定数削減については、さっそく政治改革推進本部役員会が開かれ「定数削減なくして増税なし」が確認されたとの報道を見た

 民主党は28日の政治改革推進本部(本部長・樽床伸二幹事長代行)の役員会で、衆院の比例定数の80削減を目指す方針を確認した。同党の若手議員が、消費税増税の関連法案提出前の定数削減を要求していることを踏まえたものだ。樽床氏はその後の記者会見で「定数削減なくして増税なし、だ。鋭意検討に着手したい」と述べた。(2011年12月28日21時51分 読売新聞。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111228-OYT1T01051.htm

 衿を正し、隗より始めよ、で臨まなくてはならない。

定数削減なくして増税なし