子育て座談会

2006年12月22日 (金) ─

 国会は閉会したが、まだ東京での仕事が残っているので留まる。

 閉会期間は1ヶ月。思うほど弾込めの準備期間はない。現地調査や、常会提出予定法案のヒアリング、予算内示の分析等時間がいくらあっても足りない。

 取材も閉会中に一気に集中する。

 読売新聞の正月特集記事での「子育て・少子化対策」についての座談会は自民党から橋本聖子参議院議員、有村治子参議院議員、民主党から蓮舫参議院議員にまぶち。インタビュアーも女性ということで、なんとなく一人男で座りが悪い。

 子どものころの、「おーんなのなーかにー、おーとこがひーとりー!」という、いわゆる「いじめ」の言葉が頭の中でこだましたりする。

 あの、女の子の中に一人男の子がいることの気恥ずかしさはたまらんかったなぁ...、といまだにトラウマになっていることに自分自身驚いたりもするのだが、やはり、「いじめ」は残るのね。

 はて、でも何で俺一人だけ、男が女の中にいたのかな?、どうしても思い出せない、などとどうでもいいことを頭の中でめぐらせたりしていたのだが、座談会は子育ての苦労、少子化問題へと展開していく。それなりに自らの体験を交えて、語りはしたが結構むずかしい話題にも入っていく。

 母乳を搾乳して冷凍パックにしての授乳の苦労などを、橋本さんはじめ有村さん、そして蓮舫、おまえもか!、とばかりにみんなに話されても口、挟みようがないわな...。

 ホント、男親の立場というのは限定されてるもんなぁ、と嘆きながらも自らの論を展開した(つもり)。

 しかし、座談会後、同行のチョロ松からは厳しく「ダメ出し」される。「代議士、遠慮しちゃぁダメですよー!、聞かれたことにまじめに答えてたってダメなんだから!、勝手に自分のフィールドのこと話せば良いんですよー!」と指摘される。

 だって、聞かれたからちゃんと答えただけなんだけど...、といつの間にか、ぶつぶつ言い訳してる私、俺、いや僕がいた。

 やっぱ、女性にはかなわんわ...。

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