大統領の言葉
2006年3月18日 (土) ─
地元に帰って大阪・神戸米国総領事館のフィリップ・カミングス領事と懇談。オニケンも県連大会にあわせて奈良入りということで同行。
オニケンがカミングス領事とはかねてより知り合いとのことで、お互いに旧交を温めることとなる。また、ご担当ということで同席いただいた領事館のS女史は息子の学校の同じ保護者ということで、これも「世間、狭いねーッ!」ということになった。
米政府は、日本の政治状況を的確に把握するためにこのように野党のヒラ議員にまで丁寧に接してくれている。
カミングス領事とは、日本の政治状況から米国政府の今日の対日政策についての大局から、近畿ひいては奈良の政治状況分析と個別事情までの意見交換。
日本通で、日本食をこよなく愛する領事と、ついつい「奈良の酒」がすすんでしまった。政治家が、いかにメッセージを発信する力が重要かということで、意気投合。
とりわけ、自身として記憶に残るのは当時のレーガン大統領のメッセージ。チャレンジャー号打ち上げ失敗時の米国民に寄せるテレビ画面を通じてのメッセージは、深い悲しみをたたえた表情と一つ一つの言葉が胸を打つものだった。悲しみを乗り越えながらもくじけない強い心を教えてくれた、と伝わる言葉だった。
政治家の言葉が人々の心をつかんで離さない瞬間だったと記憶している。
果たして、自らがどれほど人の心に届くメッセージの発信を行えるか?!。まだまだ足りないところがあると思っているのだが、世界共通の「政治家の力」、「政治家の本質」を確認できて、またがんばる決意を新たにした。
今日は、会長就任予定の県連大会。昨日飲み過ぎて、少々ボーっとしているが、大丈夫か?!。
大統領の言葉