場外ファイト
2007年5月21日 (月) ─
先週末の土曜日、TBSの「みのもんたのサタデーずばッと」に早朝から出演。天下り問題について、自民党から渡辺喜美行革担当大臣と法案筆頭提出者として僕が激論を交わすというコーナー。
前日は、内閣委員会で答弁と質疑を通じて政府案の根本的な問題点である「天下りバンク」創設に対して質した。
談合や不適切な随意契約や政官業の癒着などの温床となる、天下りを「各省庁縦割りでやっているから起きるのでコントロールタワーの天下りバンクを創ればいい」という政府案は根本的におかしいということを徹底的に指摘した。
政府は、それに対しての反論はひたすら「天下りさせなければ高齢者職員が増えて組織が不活性となる」だけ。だから、税金投入して役人の天下りを堂々と行う組織の創設を行うなどにいたっては、あっけにとられて笑いさえこみ上げる。
民主党が肩タタキ禁止を訴えると、「役所に縛るのか!」と返ってくる。
そんなこと言ってないよー。自分の人生を自ら決定できないなんて、おかしいでしょ?って話だ。なぜ、税金投入してそんなあっせん組織を創らなきゃならんのか、まったく説明できてない。
民間は、社長と同期の社員がいてもなんら不思議はない。その当たり前の人的構成の中でいかに組織を活性化させるかが経営者の手腕として問われている。
公的あっせんして辞めさせなきゃ組織が沈滞する、なんて自らのマネジメント能力を自ら否定することになるぞ。いいんか、そんな組織で?、大臣!。との想いで、番組トークだったが反響は凄い。
委員会に続いての大臣との討論だったが、案外このテレビでの場外ファイトのほうが面白かったかもしれない。
場内、場外、どっちでも来い!だ。
場外ファイト