地方整備局へ
仕事始めの週は徐々にペースを上げて...と思っていたけど、そうもいかない気配。4日には奈良事務所の新年互礼会を終えて、上京。役所に張り付く。
通常国会の準備は、提出法案の最終確認、予算審議のための関係各局の調整など。所管業界の賀詞交換会の合間を縫いながら走り回る。
一方、就任以来の懸案だった地方整備局めぐりをスタート。ぜひとも現場作業にかかわる職員の皆さんたちのご苦労を肌で感じ、意見を交換させていただきたいと思っていた。
タイトな日程ながらピンポイトで、北陸地方整備局に向かう。
越後湯沢で降りて除雪基地の長岡国道事務所湯沢維持出張所、神立除雪ステーションを訪ねる。年末年始も不休かつ24時間態勢で路面凍結、果ては雪崩れや事故も含む直轄国道の監視・管理並びに除雪作業と、豪雪地の現場は本当に大変だ。
ロータリー除雪車の前に集まっていただいたオペレーターの皆さんに、何よりも不休の取り組みをねぎらう。
「国道17号を止めない!」のスローガンを掲げ、除雪、凍結防止の作業現場の士気を高め維持する、出張所のご苦労に心から敬意を表して新潟へ。
新潟の北陸地方整備局では、局長はじめ幹部の皆さんから業務概要の説明を受けた後、職員の皆さんに訓示をと促される。だけど、僕から訓示などおこがましい。せめて、ご挨拶。地方の現場での苦労に感謝の想いを伝える。
昨年末、自治体に、厳しい「公共事業費予算の削減」をご理解いただくため、22年度予算概要の説明を整備局に担っていただいた。大変な役回りだったと思うが、丁寧に進めていただいた。やはり、現場と本省が一体とならなければ、仕事は進まない。
夜、二年前の道路国会当時、会館レクで激しくやりあったTさんと再会。懐かしい旧友に出会ったような、うれしい気持ち。こうして、机を並べる、じゃないが一緒に仕事するなんて想像もできなかったね!?とお互いにニコニコしながらの会話。
これだから、生きてるって楽しいよね。