地方より都市部?

2008年8月28日 (木) ─

 高邑(たかむら)事務所に合流しての「移動まぶち事務所」は夕方、無事三泊四日の予定を終えた。皆、車で奈良に帰る。本当にお疲れ様。

 地元を離れて大変だったと思うが、スタッフ全員指示通り高邑事務所の一員となって朝から晩まで「日常活動」を展開してくれた。ポスター貼りから、支持者集会の依頼など地道に一人ひとりにお願いし伝えていく「まぶち事務所」の活動エッセンスを少しは伝えられたのではないかと思う。

 地方回りをしながら、つくづく感じるのは「政権交代」への期待の高さだ。

 自民党支持者も含めて、いっぺん交代したほうが良いだろう、の想いは相当レベルに上っている。4月に景色が一変した、との皮膚感覚はそう外れてはいない。そして重要なことは、その後もその勢いは増しているということ。

 逆にこの勢いの中で活動が上スベったり、あるいは緩んだりしないよう全体の引き締めが必要だろう。しかし、正直言って選挙が間近に迫るとなると争点設定は悩ましい。ピンポイントで見つけるには歩くしかない。声の中から、見出す以外にない。

 先日、空港で偶然菅さんと出会った。

 菅さんも地方回りの最中だったのだが、「地方よりもむしろ都市部かなぁ...」と話されていた。瞬時に風向きの変わる都市部が手薄にならないように、ちょっとがんばらないといけないとの菅さんの感覚は、歴戦の勇士だけに説得力がある。僕もまったくそのとおりだと思うと、お伝えした。

 地方との位置づけとなる地元奈良でも、全力で活動を強化していく。

地方より都市部?