四期目当選後の試練
2012年12月23日 (日) ─
四期目の小選挙区勝利を喜ぶのもつかの間、26日からの特別国会に向けて党再生を果たすべく、党首選びが始まった。
なんせ、衆院の勢力は57名。そのうち小選挙区当選者はわずか27名。参院は88名で全議員の6割を占める。自ずと参院の発言権は強まることになる。新代表の選出も、参院の意向が前面に出てくることになるだろうが、まず必要なことは党再生のための真摯な総括、原因分析と次期衆院選までのスパンでの再生プログラムだと思う。まさに、有事。解党的出直しどころか解党の危機にあると言ってもよい。昨日の両院議員・衆院選候補者・全国幹事長懇談会でも、再度民主党で挑戦しようとするものがどんどんいなくなってしまう危機が目の前にある、との意見もあった。その通りだろう。「負けて悔しくて、また、何とかして勝ってやる」の単純な感情論では再生はない。
ここまでの民主党政権について、国民から完全に否定されたことを肝に銘じなければならない。四期目の任期を奈良1区から預からせていただいたことの、大きさを噛み締めながらも、政治全体の改革を実現するには我々の再生を果たさなければならないことも痛感する。
あまりの激しい選挙故に、選挙後の虚脱感は否めないが、そんなことを言ってられない状況だ。
出来得る限りのことをやっていかなければならない。
四期目当選後の試練