台傘練習
2005年12月10日 (土) ─
「ひぃー、よーいぃー、やぁなぁー?!。」
「ひぃー、よぉいまーかせー!。」
「やっこらさーの、さー!。」
の掛け声とともに、所作を振舞う、第870回のおん祭大名行列練習。
いよいよ念願かなっての、所作の付く奴(やっこ)の台傘である。
これは、難しい。
簡単にはできない。相当の練習が必要なのは言うまでもない。なんせ、春日若宮に伝わる870年の伝統行事でもある。奈良の人間としては、命がけで守らなければならない伝統でもある。
しかし、この所作は難しい。
大名行列保存会会長に、練習しますから所作のある奴(やっこ)をやらせてくださいとお願いした以上、なんとしてでもやりきらねばならぬ。去年は、ただ練り歩くだけの金棒侍だった。
合同練習は、今週の月曜日から。しかし、例の耐震郷土偽装問題ですっ飛ばしていた。
練習できずの、5日目。やっと合同練習に初参加。春日大社の駐車場に掛け声がこだまする。
先輩方から、来週の証人喚問の第一委員室で、所作をやれとの叱咤が飛ぶ。うーん、やってみたいけど怒られるよなぁ、実際。ひぃー、よーいぃー、やぁなぁー?!、は姉歯や木村にはないよなぁ。
同行取材の皆さんにも、何と、870回でっせ!!!、と宣伝しといた。
かろうじて、保存会会長からは、本番までに何とかなるやろぅ、と赤点ぎりぎりの、及第点をいただいた。
よぉーっし、練習するぞ〜。
ちょっと異様だが、会館で、ほうき担いで、ひぃー、よーいぃー、やぁなぁー?!、の掛け声と、所作の練習だ。870回目を汚すわけにはいかない。
台傘練習