参院予算委の頑張り

2007年3月8日 (木) ─

 参院の予算審議を傍聴する。

 衆院での早期採決を受けて、参院で頑張れって言っても無理があるかも。でも、同僚議員は熱心に政府の問題点を突いている。

 蓮舫議員は労働保険特別会計からお金が流れている21世紀職業財団の問題点を指摘。職員の169人中55人が天下り。三人に一人。ここに、平成19年度の予算3億円が運営費交付金として支出されているのだが、なんとこの予算が「感覚で決めている」との財団の担当部長からの証言を得ていると質問。この実態に柳沢大臣はどう答弁するのか!?と、緊張して見ていると、なんと笑っている。

 なんとゆー余裕と言うか、いい加減な態度だろうか!?とあきれ果てる。

 蓮舫議員も冷静に詰めていくのだが、政府のだらけきった対応に第一委員室は一向に反応しない。もはや抗えないのか。こんな答弁、普通なら委員会が紛糾するはずなのになぁ...蓮舫議員も頑張ってたし、いい質問なのになぁ。アー、もったいない!

 やはり、衆が簡単に通ったというのが緊張感を減衰させる最大の要因なのだろうか。ウッ、悔しい...!。

 参院でも、わが奈良県連の前川幹事長(参議院議員)も昨日、格差について教育の視点で素晴らしい質問を展開している。せっかく、参院でこうして皆さんが頑張ってくれてるのに対応できない状態に持っていってしまった衆院予算委員の我々は大いに反省しなければならない。

 前川議員は来週の月曜日にもまた質問だとのこと。蓮舫議員もまた質疑の機会が訪れることだろうが、桜井参院予算筆頭理事に衆院での積み残しの課題をお伝えする。

 桜井筆頭からは、必ず質疑するとの言葉をいただいた。参院で、どうか、同志の皆さん、頑張ってくれ!!!(スマン!)

参院予算委の頑張り