二度目の証人喚問

2006年1月11日 (水) ─

 ヒューザー小嶋社長の証人喚問がようやく決定した。来週の火曜日、1月17日だ。

 それを受けて、マスコミ各社から質疑に立つのか?、立つならばポイントはどこか?、などの取材が再度殺到する。

 年明けて仕事始めから地元には、4日間のみ。上京しての尋問準備を行ってはいるのだが、それでも年末年始をはさんでのことだけに、世間では「冷えてくる」の感がある。

 ある意味、与党の術中だわな。

 朝立ちを終えて、地元事務所からの中継で朝番組に生出演の後、上京。長妻国交委筆頭理事と打合せとさらに情報提供者との面談を繰り返す。

 今回の尋問の論点は、たくさんある。

 しかし、私だけの尋問ではない。与党も含めて他の議員からも尋問が行われるわけで、ある意味与党がやるであろう尋問は、もはやポイントにはなり得ない。

 一様、当たり前のこととして宅建業法違反や詐欺罪の適用を考慮しての尋問というのはあるが、こんなもん、与党が先にやる1時間で確認するのは目に見えているし、捜査当局もある程度見越してのことだけに、野党のわれわれが国会で質すべきかはよく考えねばならない。

 おのずと、「与党ではやれないこと」、現時点での「捜査当局では押さえられないこと」、に限定されるのは明らかである。だったら、ポイントは決まってくるじゃーん!、って思うのだが、お約束の答えもしとかなきゃな。

 ということで、マスコミへのお伝えはつまらないものになりがちなのだが、お許しいただいて、本番で「われわれしかできないこと」を行うために調査や証人集めに専念するしかない。

 それでも、「それって、何ですか?、やっぱりアレですか?。」、って聞いてくる記者さんたち。

 ちょっと、川口浩探検隊(若い人、知らんわなぁ)のナレーターみたいなぁ、って気がしてくるのは私だけか!?(ゴメン!)。

二度目の証人喚問