予算後4月総選挙

2016年1月13日 (水) ─

 予算成立後の解散、そして4月に総選挙!

 この情報が、先週入ってきて、今日、内調筋からも漏れ出してきた。

 過去、参院選直後の総選挙で自民党は勝てていない。ダブル選挙は、連立政権の中でも嫌がられている。となると、年明けの増税を控えてなるべく早く選挙をやる方が得策、とばかりにこの春に予算成立後速やかに解散、総選挙は十分あり得る。

 争点も、様々想定されるが、定数削減案が14日に佐々木調査会から議長へ答申として示される。答申案の小選挙区7増13減、比例区1増5減の10減は自民党内での激しい反発が予想されるゆえ、簡単に「この案で」とはいかない可能性が高い。

 ならば、10減そのものよりも、一票の格差是正を答申案と同じにすれば良いのだろう、と格差是正「2.13⇒1.62」を念頭に、1.62に合わせた別の案で、定数削減案を出し、通しておいて「憲法の要請」は答えたとしての解散。現行区割りのままだが、少なくとも定数削減を前に進めた、ということで選挙を打ってくる。

 このシナリオが、現実のものとなるのかをよく見極めないといけないが、もう一つの要因として、3月末であれば野党新党が間に合わないというのも考えられる。野党が結集しようとする時を狙って解散。ある意味、野党をたたくことで権力を保持するという、勝者の論理を貫いて。

 そうなれば、補選は一気に総選挙と変わり、参院選前に決戦が行われるということになる。

 常在戦場、さらに望むところでもある。

予算後4月総選挙