並列処理

2008年5月15日 (木) ─

 昨日の内閣委員会での僕の質疑がよほど気になったのか、マスコミの皆さんが次々とやってくる。
 
 「やりにくそうだった」というのが、皆さんの共通の印象らしい。でも指摘すべきは指摘し法案の問題点を詰めていく、いい質問でしたよ、とまぁお世辞も含めてだろうが理解を示してくれる人もいてプラマイゼロって感じか。

 明日の金曜日はなんと、国家公務員制度改革基本法の審議に入っているにもかかわらずさらにまったく別の法案の地域力再生機構の審議。

 何でも、公務員制度を審議しようとしない与党の理事が、一方でどうしても進めたい地域力再生機構の法案を同時並行で審議するならやってもいいと言い出して、苦肉の策で二法案の並列処理という前代未聞の審議形式となったらしい。ありえない展開。よっぽど、公務員制度改革やりたくないんだな、与党の族議員たちは。

 問題も多々ある政府案だけど、それでも公務員制度改革をやろうとする渡辺大臣と、大臣の足を引っ張ろうとする多勢の与党の族議員たちを見ると、なんとも複雑な心境になる。こういう胸中が表れた昨日の質疑だったんだけど、気持ちを切り替えて、またがんばる。

 国会は延長なしと報じられている。ということは、9月に臨時国会となれば100日近い閉会期間となりこれまた長期間の活動をしっかりと考えねばならない。与党は、国会開いて万が一解散にでもなったら困るから11月まで国会を開かないなどとの声も聞こえてくる。そうなると、150日の閉会期間。長すぎるよ、それ。

 さっそく長期間の閉会期間をにらんでか、党本部からあちこちへの応援要請が入りだす。便利使いはやめてくれー、と心の中で叫びながらももはやあきらめつつある。

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