不穏な周辺の動き

2005年12月10日 (土) ─

 この耐震強度偽装問題に取り組みだして以来、次々と新たな事実が浮かび、まるでドラマのような登場人物のキャラの濃さもあいまって、連日の報道が続く。

 一視聴者としてみてる分には面白いかもしれないが、やはり当事者には相当なプレッシャーがかかってくる。とりわけ、被害にあわれた方々の痛みは大変なものである。

 そんなことを感じながらも、調査を進めていくのだが、だんだんと核心に近づいているなぁ、と呑気に構えている私だった。

 しかし、周りからは、「チョット注意したほうが良いんじゃないの!?。」と「身の安全」を問われだした。「そんなこと、ないやろー!。」と笑い飛ばしていたのだが、地元事務所と国会事務所では本気でセキュリティ会社に問い合わせをしだした。何々、「身辺警護」が必要だ!?。

 ヒェ〜、そんな、恐ろしいこと、起きるの?!。エーッ、ウッソォーッ、てな反応である。当然。

 しかし、確かに注意は必要かもしれないな、などと思っていたのだが...。

 そして、な、な、なんと、事実、起きた。

 昨晩、更なる調査のために人と会うことになり、赴いた先。とあるホテルの個室となっているところ。

 話をしていると、名前も正体も名乗らぬ男性が入ってきた。そして、「議員の権限を振りかざして何をやっている!。」とたいそうな剣幕で怒鳴られた。

 名前も名乗らぬ人に言われる筋合いはない。また、私にそんな強制力などあるはずもなく、行使した記憶もない。普通にお聞きしているだけだ。ひと悶着後、「こうして言った事はハッキリ覚えておけ。」と言い残して出て行った。

 私とオニケンと、話をお聞きしていた方と三人は、あわててそこを飛び出し、場所を変えた。

 何かが動いているのか。不穏な動きが起きているようだ。

 昼、情報を持ち込んでくれた記者さん自身の周辺でも、チョット気色悪いことがチラホラある、と聞かされた。

 一体、どうなる!?、俺!?。どうする、俺!?。って○○○カードのCMみたいだなー、と呑気にしてる場合ではない。

 まだ、まだ何かがあるのかもしれない。

不穏な周辺の動き