ユルユルの関西ローカル

2006年3月18日 (土) ─

 久しぶりのテレビ生出演。大阪の毎日放送(MBS)の「ちちんぷいぷい」。

 耐震偽装問題の時には、国会まで収録に来られたり中継したりと何度か出演していたのだが担当ディレクター氏から、「自分で言うのもなんですが、ユルユルの番組なので是非遊びがてらにスタジオ出演してください。」とお誘いいただいていた。関西ローカル番組ではあるが、大変な人気番組でもあり同時間帯では視聴率はトップクラスと聞いている。ありがたいお話である。

 しかし、いちおう、自分なりにメディアに対しての基本方針というものがある。

 それは、自らの国会内外での言動に対して政治家として説明責任を果たすべき時にはすすんで発信していく、というものである。したがってそうでない場合はお誘いいただいても、控えている。

 今回、番組担当からは「時計の針を戻して考える!耐震強度偽装問題はどうなってるの?」というテーマでの出演依頼だった。それなら!、と喜んで出向いた。

 中学生のころ、ラジオにかじりついて聞いていた「ヤンタン」のパーソナリティだった角さんがメイン。何だか、親しみを感じながら、元タイガースの掛布雅之氏、太平サブロー師匠、未知やすえ女史らがいるスタジオに入る。

 なんとも言えないユルユル感、が確かにそこにはあった。関西ローカル、というのも安堵感を持つ要因のひとつかもしれない。

 しかし、久しぶりのテレビ出演。ゲストとしての自身の発言に「切れ」がない。

 せっかく、MBSの石田さんが社会問題をわかりやすく整理し、解説してくださっているのに申し訳ない想いで一杯。

 出演を終えて、チーフプロデューサー氏と製作部長氏にお見送りいただくが、「切れが悪くてすみません。」と謝る。

 引き続き生出演中の石田さんには直接お詫びを申し上げられなかったことが気がかり。

 「ウーン、切れが悪い...。」と、帰りの車の中で一人ぶつぶつ。スギちゃんからは何気なさげに、「目の焦点が定まってませんでしたな。」とキツイ一言。そ、そんなひどかったか...。

 やっぱり、バーンアウトかそれとも、関西ローカルのユルユルで緩みきってしまったか!?。

ユルユルの関西ローカル