コッテ牛

2009年8月17日 (月) ─

 地方行脚の唯一の楽しみは、疲れてたどり着いたホテルでのマッサージ。もちろん、遅すぎて「もう終わりました」と言う時もあるが可能であればお願いする。

 炎天下での選挙応援と移動でへとへとになった身体をほぐしてもらえると、スーッと身体が軽くなる(気がする)。トレーニングによる筋肉への負荷刺激もストレス発散にはイイんだけど、ホーっとしたいときってあるよね。

 で、ここんとこ何度か揉んでてもらってて気になってたのが、肘で圧されること。気持ちがいいんだけど、指じゃなく肘ってのはちょっとタッチが違うよな。痛いとき、あるし。

 最近のマッサージの流行なんかな、となんとなく気になってたので初めて聞いた。

「肘、はやってるんですかぁ?」
「あらっ、ゴメンなさい。肘やめますかぁ?」

あれっ?、やめれちゃうんだ?、指でもいいんだ?

 ハイ、お客さんのからだ、まだ指入りますから、とマッサージ師さん。じゃぁ、指圧で頼むよー!。肘はないだろー、と心の中でつぶやく。

 お客さん、柔道ですか?この腕?、相撲か?相撲のわけないわなぁ...この身体は、と独り言。

 思わず苦笑して、「硬くて負担ですかね。ごめんなさいね」と謝ると、マッサージの(昔の)お嬢さん、笑いながら「大丈夫!大丈夫!コッテ牛よりましだわね!...」。

 ...コッテ牛...。

コッテ牛