「子育て元年」の決意
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨日の午後11時45分から朝の8時半まではぶっ続けで元旦祭、元旦参り、元朝祭。都合、9箇所ほどを回ったのだが毎度のことながらフラフラになる。しかし、今年はそれほど酒をすすめられることがなく、この世界に入って8年目になるが多分今年が一番楽だったかもしれない。
9時前に自宅に戻り倒れるように仮眠を取って、昼前に元旦のご挨拶。新年早々、体力勝負は変わらない。
早速、読売新聞朝刊に一面掲載された「どうする少子化」国会議員座談会の記事への反応が返ってくる。
標題にもなっていた、子育ては楽しい!、とのメッセージは私がもっとも伝えたいことでもあるのだが座談会の記事はずいぶん発言が端折られているので真意が伝わるかなぁ、などと思いながら紙面に目を通す。
「子どもを生んだ夫婦とそうでない夫婦で年金の保険料率を変えるのは、一つのインセンティブ(動機付け)になるかもしれません。」との私の発言は、正確には「ドイツなどではこのような制度を採っている」ということを示した上で、料率を変えるなり、ディスカウントを図るなりの制度設計にインセンティブを与えるのも一つの考え方として検討の価値があると語ったものである。
いずれにしても、「カネを配ること」で終わりではない。あらゆる叡智を結集して、取り組むべき課題であることに違いはない。
そして、紙面では十分伝わらなかったかもしれないがもっとも私が語りたかったことは6人の子育て中ということだけではない。
子育てと同時に、ヒロコと私の、双方の両親と共に暮らすことを選択したことである。
もちろん世の中には様々な事情があると思う。しかし、長男長女の結婚が多くを占めるようになる中、お互いの両親と共に、「○○家」という「家」の概念を超えて暮らす知恵を出すことの重要さを伝えたかった。実は、子育ての問題の解決もその暮らしの中にそのヒントがあったりするのである。
まぁ、前にも書いたが、ほとんど「女の中に男が一人」状態で結構、汗をかきかきの座談会だったので思うことの半分も伝えられなかったが、じっくり腰をすえて現在執筆中の書籍には、盛り込みたいと思っている。また、ご期待いただきたいと思う。
しかし、ヒロコから「子どもも生んだことないのに、お父さんったら、子育て語ってぇー!」と、笑いながら指摘されると、一言もない。