「ご安全に!」
2007年1月17日 (水) ─
党大会は、日本青年館で行われたのだが例年だとホテルを利用していた。
聞くところによると、会場をホテルから日本青年館に変更したことで相当の経費削減が可能となったのだそうだ。選挙の年に向けて、お金の使い方を選対シフトにする方針だそうで、これもその一環ということか。
ま、会場はホテルである必要もなく正直どこでもかまわない。しかし、無駄遣いを排して選挙に重点配分というのに、あのCMはなぁ...。作ってる側の苦労も理解するし、万民に受けるというのはなかなか難しいと思うが、CM製作と放映はモノスゴイ金額だと聞くだけに、気にもなる。
2時間で大会を終えて、会館事務所にて諸件の打合せを終えて、羽田から空路で北九州市へ。北九州市長選、北橋予定候補者の応援に駆けつける。
なんと、相手候補の選対本部長は麻生外務大臣がつとめていると言う。選挙区ではないのに、麻生さん、気合入っているらしい。ポスト安倍として地元九州を固めておくということか。
北橋さんも気合十分。一ヶ月前に応援に入ったときよりずいぶん、スリムになられた。精悍な面差しに、背水の陣で臨む気迫を感じる。
八幡の新日鉄の皆さんとお話しする機会があったが、皆さんの挨拶は、「こんばんは!」でも「こんにちは!」でもなく、「ご安全に!」なのだ。鉄鋼業の皆さんは、常に「安全」を意識しているという現われだ。基幹産業、素材産業として溶鉱炉含めて常に危険と隣り合わせでもあったであろう工場の現場では、「ご安全に」との掛け声は心からの言葉でもある。「ご安全に!」と私も、繰り返した。
大集会での応援演説を終えて、小倉から新幹線で帰省。奈良にたどり着いたら深夜だった。
「ご安全に!」