06年の仕事始め
仕事始め。地元の学園前駅での朝立ちから始まる新年仕事始めは、冷え込みもそこそこで心地よい。
いつも見る顔と、新年のご挨拶を繰り返し、号外ビラを配る。
そして事務所の仕事始めは、9時の互礼会から。皆で、祭ってある事務所の神棚に参拝して、お神酒。ご挨拶を交わして、地元の氏神さんである添御縣坐(そふみあがたます)神社に新年参拝。宮司さんにより、一同お払いを受けて新年の誓いを新たにする。
そして、その足で、崇敬神社に参拝。これは春日大社。春日さんは毎年参拝しているのだが、今回は権宮司さんと宮司さんとご挨拶をさせていただく貴賓殿に御参りする。
特別参拝なるものを始めて経験した。今まで、参道を通ってお参りしていたのだが今回は特別参拝として社殿の正面から入らせていただく。なにやら、申し訳ないような、ありがたいような、直接ご神体に向かっての参拝。身も引き締まる。
ふと、参拝の労をいただいている神官を見れば、なんと小学校の同級生のI君。今は、立派な禰宜(ねぎ)さんだ。
目が合った瞬間に、懐かしさとうれしさでいっぱいになり、言葉も出なかった。
彼も、目で静かにうなずきながら、祝詞(のりと)を奏上してくれた。
こんなところで、出会うだなんて、本当に驚き!。小学校のとき、I君がマムシにかまれるという大事故(ゴメンネ、明かして!)にあったことなど一瞬のうちによみがえる。
昔のままの風貌に思わず、「ぜんぜん、変わらへんなぁ!。」と声をかけると、「自分こそ!。」とにっこり笑った彼の笑顔は、本当に幼いころのままだった。
なんだか、暖かい気分で春日さんを後にして、事務所に帰る。
事務所では新年の来客対応。ポスターの撮影をうっかり忘れていたのだが、あわてて撮影現場に駆けつけて、その後、今年の「コンセプト」の打ち合わせをする。
明日は、証人喚問に向けての情報提供者との面談。早朝からの上京となるが、早速明日から全開状態で突っ走る。
いきなり、五速フルスロットル。エンストならんように気をつけねば。