自然エネルギーとの調和
2011年1月15日 (土) ─
一年四カ月の全力疾走を終えて、とにかく心と体を解きほぐしたい...と伝えた。
毎日の激しいトレーニングは、重力に抗しての心身の鍛錬。しかしながら、当然に関節などのあちこちを痛める。まさに、自らの身体にレジスタンス「抵抗運動」を課すのだから、究極の人工的な作用。
一方、大臣職で封印してきたがもう一つ自分にとって欠かせない心身鍛錬が波乗り(サーフィン)。
こちらは、ボディビルディングとは正反対の、まさに自然のパワーとの対峙。
しかし、決して勝とうとしてはいけない。抗しようなど、とんでもない。大いなる自然のエネルギーと、対話しながら「調和」に一切を集中する。
波の大きさ、厚さ、ブレイクの状態、リップの形状、そして何よりも波のエネルギーを受け入れる心と体の調和。
負荷への抵抗と自然エネルギーとの調和。
ボディビルとサーフィン。これこそが、バランスを保ち続ける僕の唯一の方法。
久しぶりに、海へと車を走らせる。
自然エネルギーとの調和