短指用

2005年11月11日 (金) ─

 極寒の中国瀋陽訪問にはダウンのコートに暖かい手袋が必要だとのこと。ニューヨーク駐在時代にダウンのコートは持っていたので大丈夫だが、手袋なくしちゃったもんな。

 ということで、手袋を探しに行く。

 百貨店に行くと、もうだいぶ冬物が出揃っているので驚いた。あれこれ見ていると、少々値段も上がっている感じがする。やはり消費者物価は若干上昇気味かなぁ、なるほど、CPI(消費者物価指数)のプラス転ありかぁ...。日銀もそろそろ量的緩和解除を言い出すのも仕方ないなぁ、などとぶつぶつ言いながら見ていると、「何、訳のわかんないこと言ってんの!。さっさと見なさい。」とヒロコから怒られる。やっべぇ!。

 すると、「あっ、お父さんにピッタリのがあったぁー!。」とゲラゲラ笑いながら手渡される。

 「短指用」手袋。なんじそりゃ!。

 うーん、「指が短い人」用ってこと?。

 確かに、私の指は短い。子供たちに、「お父さん、どうしたの?。」、と聞かれて困ることもしばしばだった。

 大体、人より一関節分ぐらい短い(そんなはずないか?)。

 照れながら、先をちょん切ったような手袋を購入して帰る。

 さすがに消費者をよく研究してるな、市場は。

 こういう努力が、まだまだわれわれ政治の世界には少ないのかもしれない。

短指用