明るく、夢を!

2007年1月24日 (水) ─

 かつて財務金融委員会でご一緒した島聡(しまさとし)前代議士は一昨年の選挙後、ビジネス界へと華麗に転進された。

 当時まだ一期生だった私は、筆頭理事の島さんに「闘う財金」との号令をかけられ、一生懸命に質問に立ったものだった。とにかく、機会さえいただければ何でもかんでも質問やる!みたいな取り組みだったが、そんな時に労いの言葉を何度もかけていただいた。

 そしてその島さんは、いまや孫さん率いるソフトバンクの社長室長だ。

 国会議員やってるときよりも、ずっと清々しい顔をされている島さん(失礼だったらゴメンナサイ!)と昼食を共にした。

 「10年近く国会議員をやってきて、自分の役割は終わったと感じた。」と話されながら、「今振り返ってみると、民主党のメッセージには明るさがかけていたかもしれない」などの冷静な分析は、距離を置いて第三者的に政治を見る側の正直な言葉のように聞こえた。

 「土日が休みっていうのが最大の違いだよ。」と言われるとおり政治家には土日などの休みがない。リフレッシュどころか、考えも発想も隘路に陥りやすい。

 確かに、「夢」を感じさせ、与えなければならない仕事なのにそのことが十分打ち出せていない、というのは強く感じる。明るさが、最大の武器になるような政党でなければならないと思う。どうも、「危ない!」のメッセージに偏りがちなのは気をつけねばならないと思う。

 心なしか、ビジネスで活躍する島さん自身も、明るくなったような気がする。もともと、明るい方だったので、磨きがかかったと言うべきか!

 闘う民主党!、も大事だが、明るい民主党!!!も大事だ。

明るく、夢を!