政策三昧
2009年4月3日 (金) ─
スッキリしない状況は相変わらずだ。
これで小沢代表秘書逮捕から4度目の週末を迎えることになる。ここまで沈黙を守ってきたが、重苦しい空気は国会の中も地元も同じだ。
何とかやるべきことは何かを模索し、個人的には政策に集中してきた。
政府に高速道路の10割引(無料化)検討のデータ提出を求め、また民主党の「高速道路政策大綱」をつくりあげた。無料化の検討については、国交委でも質問を行い無料化の効果の是非についてキチンとした議論をしたつもりだ。
また、直轄道路の見直しについても新たな需要推計による617事業の評価結果を質しもした。費用便益分析の結果、18事業が「当面予算執行を見合わせる」ことになったが、そもそもコスト縮減をはかり、その縮減分の予算を自由に使うことこそ「一般財源化」ではないのかと「正論」をぶつけた。
経済学者たちとのディスカッションを繰り返しながら、党がなかなか出さないのならこっちで出すぞとばかり、経済政策の検討を行ってきた。
公務員制度が骨抜きになりそうなのを、民主党政権が成立した時にはせめてここだけはかたちを作っておきたいと、公務員制度改革についても論点の整理を行ってきた。
と、この3週間自分が行うべきは政策、と決めしゃかりきにやってきたのだがそれでもこの重苦しい空気は消えない。
反転攻勢の掛け声と共に、選挙が近づいているのか?、全国の総支部長たちから何とも言葉にならない声が届く。
「大丈夫だ!、自分を信じて!、必ず政権交代だ!」と元気に声を返す。こういうときだからこそ、浮つかずにどっしり構える。
政策三昧