政争

2006年2月10日 (金) ─

 総予算の一般質疑。午前中の自民党、菅原一秀代議士の質問が始まったとたんに、空気が一変する。

 民主党の議員の不祥事についてのリストを掲げての大演説。質問がなされないまま延々と続く。委員長の「質問してください!。」の注意も無視しての誹謗演説が続く。民主党委員から抗議の声がとどろく。委員室が騒然となる中、パネルを掲げる菅原代議士。しかし、予算委員会理事会ではパネルは認められていない。理事会協議決定事項を無視する行動に細川、松野両理事たちも猛抗議。

 予算委員会は紛糾する。

 自民党の茂木理事が必死な形相で、菅原代議士のパネルを取り上げる。どうも、自民党理事たちも事情を十分把握していないようだ。

 普段は、筆頭理事の要職にありながら野次を飛ばしまくる金子一義代議士も血相変えて委員室を出て行く。見ると、次席から三席までの自民党理事たちがいない。大島委員長までが、代理を立てて委員室を出て行く。

 委員会の混乱が、与党内をも巻き込んでいる。様子がつかめてきた。

 自民党の予算委員理事たちもどうも把握していなかった様子の菅原代議士の質問のようである。武部幹事長の命を受けてきたのか!?。いずれにしても、菅原代議士の副幹事長としての職責における質問のようである。
 
 そういえば、前にも自民党の馳浩代議士が民主党攻撃をやってたことあったな。

 まぁ、自民党の中でも幹事長室、国対、予算理事会と歩調が合わなかったということか。いや、というよりも幹事長室が勇み足をしたということかもしれない。武部幹事長、相当焦ってるな...。

 しかし、いずれにしても、政争。結局は、政争。

 そう、やられたからやり返したのだろう。それも仕方ないともいえるのだが。

 しかし、だからといってまたやり返すのか?、が問われる。国民は見ている。こういうときにこそ、落ち着いた行動が必要だ。

 結局、午後は休憩のまま散会。

 明日からの仕切りなおし。一委員としては、しっかりやる!、としか言いようがない。

政争