憲法記念日特番で
2008年4月23日 (水) ─
憲法記念日(5月3日)のNHK特集(10:05~11:30)で、「国会」を取り上げることになったと取材の依頼が来る。「国会改革の提言」で、自民党は河野太郎、水野賢一、柴山昌彦、山内康一、民主党は細野豪志、泉健太と僕の7名で中央公論に発表した論文がNHKの目に留まったらしい。
「ねじれ」「逆転」現象の中での国会改革を訴える7名の議論を取材させて欲しいということで、朝から集まっての会合の場面にカメラが入る。多くのメディアがこうした超党派の動きに、「すわ政界再編か」という論調で報じたがるのだが、今回はどうやらそうではないようだ。
主なテーマは、議員立法と党議拘束について。
臓器移植の法案審査がたなざらしのままになっているが、審議を促進させようという動きを今、起こそうとしている。臓器移植のみならず、こうした党議拘束にはなじまない議員立法のあり方と、具体的に今後どう活動していくかの忌憚(きたん)のない意見を交わす。
カメラが回っているにもかかわらず、けっこう過激な発言も飛び出し「ここ、編集ね!」と両手でハサミのポーズするものあり、「テロップ付きで流してやれ!」と野次るものあり。
和気藹々(わきあいあい)の議論は楽しく、あっという間に時間は過ぎた。
全員の発言が放送されるそうで、5月3日の憲法記念日にはぜひ朝10時5分からのNHK「憲法記念日特集」番組をご覧いただきたい。
憲法記念日特番で