急転直下、辞任

2009年2月17日 (火) ─

 中川財務大臣がとうとう辞任した。

 昼には、「予算成立後辞任」と表明したにもかかわらず急転直下、即時辞任。おそらく相当のプレッシャーがかかったと思われる。

 麻生総理のぶら下がり会見もさすがに顔が引きつって見えた。

 しかし、こんなことで予算審議中に財務大臣が辞任というのはもはや政権に「守ろう」という意思が全く働いていないことの表れだ。早速、与謝野経済財政担当大臣が兼務との報道。明日から、与謝野財務大臣との予算審議となる。

 問責決議が決定すれば審議拒否、とのことだったが問責相手が辞めたので審議に臨む、ということ。分かりにくいと思うが、永田町方式だな、これは。

 ということで、明日の審議は早ければ11時から、もしくは午後1時から。いつでも質疑に立てるように、とのことから準備はしているがまた明日もやるかやらないかわからない状況で臨むことになる。

 この二転三転の状況が、政権末期を示しているのは間違いないが、国民にとっては本当にいい迷惑だと思う。

 民心が政治から心が離れていく。

急転直下、辞任