山焼き
2006年1月9日 (月) ─
1月8日は若草山の山焼き。
久しぶりに昨日は麓まで行って、点火を見ることになった。
奈良法師が先導する聖火が麓に届き、祭礼を受けて点火される。子どものころ両親に連れられ麓まで来て以来だ。
あのころ、まだ大人の腰あたりまでしか背がなくて、なんだか大人の背中や胸あたりしか見えなかった記憶がある。
ものすごい人ごみの中、夜空を焦がす真っ赤な炎と、成人式の帰りのカップルか、晴れ着姿の女性が妙に艶(なま)めかしくて、子どもながらにドキドキした。
伝統行事の一つであり、夜空を真っ赤に照らすこの山焼きはさまざまな年中行事の中でも、好きなものの一つでもある。
朝から、消防出初式に参加の消防職員、消防団の皆さんが夜には点火作業(もちろん、山焼きの後の消火作業もしっかりやってます!)を行うという一日中のフル活動に頭が下がる。
火の祭典、ではあるのだがさすがに、冷えた。
山焼き