参院選挙制度で起き上がりか
2015年7月21日 (火) ─
昨晩は細野豪志、長島昭久ら同士の仲間20人と共に、暑気払い。言うべきことも、忌憚なく。大いに語り合い、突き上げてきた(笑)。
さー、国会も今週は先週の強行採決を受けて、「不正常」だが、参院での安保法制審議の特別委員会設置に関する人数構成で揉み出した。与党は35人を要求、野党は45人を要求ということらしいが、来週にも動き出しそうな様子だ。
いわゆる「寝て」いる状態からの「起き上がり」のきっかけは、参院の選挙制度改革か。今週の24日にも参院本会議決議が行われる運びとなりつつある。参院の任期は来年の7月25日まで。
遅くとも、その1年前までには参院選挙制度を決めておかねばならぬということのようだ。
もちろん、1年前までに決めなければならないという法的拘束力があるわけではないが、ある意味、区切りがいいということで、おそらく与野党共に、ここでの参院本会議によって「正常化」をはかるということだろう。
しかし、この参院選挙制度も、自民の「合区」の導入を2つに抑えて「一票の格差」を3倍程度にする案でまとまるかどうか、も未だ揉めている状態のようだ。民主はすでに、公明・生活と、人口が少なく隣り合う県を1つにまとめて10の「合区」をして「一票の格差」を最大で2倍以内に抑える案を提出している。
長い自公連立政権の歴史で、特筆すべき自公分裂の路線対立となり、成立はともかくも、初めての民公路線となった。いずれにしても、参院選挙制度は、今週決着がつくだろう。そうなれば、後は、安保法制の参院審議。
突き上げが効いてくるか!?
参院選挙制度で起き上がりか