危機感を持って
一時、マーフィーの法則というのが話題に上った。
If anything go wrong, it will.
まさに、そのとおり。イヤーな予感が的中というか、やっぱりというか、支持率がガタ下がりである。
総裁選一色になったメディアジャックで、一気に自民対民主の支持率逆転を真っ先に報じたのは共同通信だった。
○比例代表投票先
自民:38.4
民主:34.9
○政権
自民中心:43.3(34.8)
民主中心:41.7(48.2)
こういうことが簡単に起こる。
かつて、これ以上下がらない支持率といわれた森総理の後に、「自民党をぶっ壊す」と言った小泉総理登場によって大旋風が吹き荒れ参院選は一挙に自民大勝となった。一瞬にして政局は変わる。このことをもっとも心配していたのだが、ようやく党内での意識もそこに向かいだしたようだ。
「メディア対策チーム」の初会合が開かれたと報じられた。メディア対策っていうのとは違う気がするが、動き出したことを良しとしなければならない。本当は、国民生活をどうするかを具体的に示す「政権交代具現化」チームあるいは「国民生活改革提示」チームだとは思うんけど。
たぶんそういった意味で対策チームを創られたのだと思うけど、結構厳しい状況が起きるぞ、これは。
僕は、これは勘の世界の話だけど、相当まずいことになりそうだと思っている。森総理後の小泉総理、その後の郵政解散など一瞬にして空気が変わる政局の恐ろしさはここ10年間でも痛いほど経験してきたはずなのになぁ、との思いは強い。
しかし、四の五の言ってる暇はない。とにかく、自民党の出来レースに徹底して対抗しうる術を考えなければならない。
代表選挙がなくなった隙を突いてやってこられた攻撃に、ただただ座しているわけにはいかない。
攻撃に対しては、反撃しかない。