入り口!、出口!、まぶち!
そう言えば先週の予算の本会議で反対討論に立った。今国会で二度目の登壇だ。
予算審議の入り口、基本的質疑の菅代表代行に次いで二番目で質疑。そしてその後の一般的質疑が三回に、幻となった締めくくり質疑。さらに本会議採決での反対討論という出口での演説。
仲間から、「昔のジャイアンツ、王監督のときの、『ピッチャー香取!』みたいなもんだナ」と、からかわれ、「入り口!、出口!、まぶち!」と冗談交じりに叫ばれたが、ホントに今予算審議の入り口と出口の最後まで、緊張を強いられる場面に立ち続けた。
ある意味で、いい経験をさせてもらったと思っている。
緊張の連続の中、中断、審議再開などの読めない進行過程で、突然にものすごい勢いで詰め寄るような質疑を行わねばならない状態。なかなか、こんなこと味わえない。
2日の予算委採決に続いて行われた財金委での与党質疑では、自民党一期生の石原宏高代議士から特別会計について、私の本会議代表質問での指摘を取り上げていただいた。
財務大臣に質疑する場面なのにまぶちに向けての質問を発していただけたことは光栄だ。もちろん、委員会で手を上げて答弁しようにも当ててはもらえない。
石原代議士には、「ご指摘ありがとうございます」と席へお礼に伺った。批判も含めて、議論の俎上に上げていただけるのはうれしいことだ。政策論とは、まさにそこにある。しかし、答えられないのは残念で仕方ない。石原代議士、ぜひ時間取ってくださいよ。説明にあがりますから。
そういえば、以前に河野太郎代議士が「民主党の特別会計改革案、教えてよ!」と席に来られたことがあったが、お互いに案をぶつけ合うのはいいと思うんだけど。
委員会などでは、メンツがお互いぶつかり合って大変だろうけど、現場の作業レベルでは一向に構わないのだけれどナ。