企業から学ぶもの

2006年7月8日 (土) ─

 上京して東京の支持者の皆さんへの挨拶回り。企業の経営者の方がおのずと多くなるために、ビジネスアワーでの訪問となり事前のアポを必要とする。

 国会事務所で細かくルーティングも含めて行程を立ててくれていた。車に乗るだけで、ハイ、次は○○、次は××という具合に流れる。

 企業周りとは、いよいよまぶちも企業献金やパー券でも売り歩いているのか?、といぶかしがられるかもしれないが、そうではない。

 国会がとりあえず終わりましたということのご挨拶と報告。加えて、東京での後援会活動(シビックミーティングin東京やミニ集会)や「個人献金」のお願いだ。皆さんから励まされ、また勇気付けられる。

 とりわけ、父の在籍していた会社の皆さんは本当にあたたかく迎えてくださった。父のことを「先輩には、お世話になりまして...」などと聞くと、無骨で人付き合いなど苦手な父の往時の素顔がうかがい知れて驚く。案外、息子というものは父の「社会での顔」を知らないものだ。

 その意味では、我が家では父親(私!)の政治家として外での評価など子どもたちは直接耳にすることが多いだろうし、父親の外での姿をよく知っているかもしれない。

 たくさんの企業や団体を回りながら、組織の「家族的」な繋がりをあらためて思う。

 先輩から後輩へ、そして会社を離れても変わらず会社の仲間が集い、後輩たちの仕事ぶりに苦言を呈したり称えたり、と間違いなく過ぎし時を次へとつむいでいる。このような繋がりは、残念ながらわが党にはまだまだ根付いていないのではないか。

 この、極めて日本的な「一家」感、観があらためて必要とされていると、企業から教えられた気がした。

企業から学ぶもの