代表質問へ答弁
昨日の民主二人、自民一人の代表質問はバラエティに富んでなかなかに面白かった。
鳩山さんは、代表の代わりとばかりに民主党の政策も訴えながら政権が先送りやごまかしを続けている、天下り、一般財源化、消費税、北朝鮮問題など多岐にわたり指摘。また、田中真紀子さんは、「らしい」真紀子節で議場内をにぎわせた。
一方、総理の答弁は棒読みのありきたりのもの。あえて、挑発には乗らずにそうしたのか?。
「わたり」の問題も、鳩山さんには法律を厳格に運用すると言いながらも明確な答弁はなし。
しかし、同じ「わたり」について自民党細田幹事長が「もうやめる、そのぐらいまで言ってほしい」と問うと一転、麻生総理は「認める考えはありません」と踏み込んだ。
民主党は無視、自民党の求めには応える、というできレースを展開。すでに、官邸筋から麻生総理が「わたり」を認めないと発表すると聞いていたので驚きもしない。むしろ、1月8日の予算委員会の段階で「答弁」するはずだったのが直前の官僚の抵抗で、雲散霧消しかけただけの話。
世論が高まったから、とは情けなさ過ぎる。
そして、定額給付金。
細田幹事長から「民主党にも6人お子さんがいる方がおられると仄聞しておりますが、どうぞ、もらってお子さん方のために使っていただきたい」と、僕のほう見て言われた。
「オイ、俺のことやん!」と思わず、口走る。
そういえば、この前、自民党のベテラン議員からエレベーターの中で、「いやぁ、今日君のことが話題になってねぇ。まぶち君は6人お子さんがいるそうだから、いったいいくらになるのかねぇってねぇ」と言われた。
そのとき、僕が「うちは子ども6人だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんに女房の母まで一緒ですから、一世帯で19万6千円になるみたいです...」と応えて、「おおっ」と居合わせた一同に驚かれたことがあった。
さては、この話、すぐに流れたな。
でも、定額給付金は民主党反対だ。即座に、細田幹事長に向かって、「もらわないよ!」と、答弁。
そのあと、思わず「アッ、言っちゃった!」
周囲爆笑。