三泊四日

2006年7月27日 (木) ─

 先週末の活動を終えたところで、久しぶりの完全休暇をとった。昨日の水曜日までの4日間。家族と約束していた、海水浴へと出かけた。

 しかし、出発の日曜日はあいにくの雨。とても海どころではない空模様。これも、日ごろの精進の足りなさからかと、あきらめて車に乗り込む。

 おじいちゃんと二人のおばあちゃんたちはお留守番。「海は、ネー...。」と、無理もない。今度休めるときは、静かな温泉地でも選ぶよ、ゴメンね!と一台に乗りこめる限界の8人で窮屈ながらも、走り出す。

 目指すは、南知多。人も少ないしノンビリできるところということで紹介された。奈良から近場だし、まだ小さい子どもがいる家庭には海水浴場が目の前というのはありがたかった。

 名阪道から伊勢湾岸道路、南知多道路と乗り継ぐと、あっという間に到着。近い。これなら便利だ。

 しかし、南知多もあいにくの雨模様。仕方ないね、とまずは昼食をとりに出かける。「まるは食堂」がおいしいと、宿で聞いて向かう。

 「まるは食堂」は新鮮な魚や貝やでおお賑わいのお店。お客さんが並んでいる。いや、これは期待できるな。待つこと数分で二階に通されると、「今日のおすすめ」を片っ端から注文。

 オイオイ。そして、食うわ食うわ。オイオイ。

 プッチは「カニー!」しか言わない。まだ昼だぞー!という父の言葉も聞かずにとにかく、皆無言でほおばる。

 しかし、さすが愛知。こんな漁港脇の魚介料理店での名物が、「エビフライ」(!)。

 しかし、これがうまかった。食いすぎて動けないほどになり、かつ雨だと言うことで部屋でごろごろすることに。

 すると、恐ろしいまでの睡魔に襲われる。気がつくと、子どもたちもヒロコも、ガーガーと寝ている。

 海辺にやってきて家族全員昼寝になるのが我が家のすごいところか。

 こんなあんばいで始まった夏休みではあったが、翌日の午後からは晴れ、そして昨日帰るまでの二日半は晴天だった。ある意味、初日の雨模様はからだの休息にもなった。

 ウーン、やっぱりこれは精進の賜物か〜!?。

 しかし、さすがに今年46歳となる私にとって、海水浴はキツイ。下から三人の小学生の子どもたちは、大はしゃぎで水につかりっぱなし。中・高の上三人に「チビ、見といて!」と言っても「焼けるの嫌だ。」などと言って当てにならんし...。

 結局、オールラウンド海に入り続けたのはチビ三人と私。全身の日焼けと、疲労でからだが重い。

 「小学生のうちは、やっぱり海」という「法則」からすると、50まではがんばらねばならぬ。

 お姉ちゃんたちに早く、代わりをしてもらえるようにならないか、と祈る。

三泊四日