「武士の家計簿」から「国家の家計簿」へ
構想日本の「JIフォーラム」でご一緒した磯田助教授と再会。
磯田先生の著書である「武士の家計簿」を中心に、江戸時代の武士の暮らし向きとともに今日と変わらない組織体制がそのころから構築されつつあったことや、史実の中で数値の持つ説得力を痛切に感じさせられたことなどを思い出した。
久しぶりの再会であるが、あの時の先生の熱意と、聴衆をひきつける話しぶりがすぐさまよみがえってきた。何が楽しいって、人間好きの私にとって、議員となってこうしたさまざまな方との出会いが最大の喜びである。
縁(えにし)をいただいた、構想日本の陽光さんに感謝。そして、今日はその陽光さんもご一緒で、楽しい仲間との語らいとなった。
事実に基づく問題の本質をえぐる力と、その解決のための瞬時の判断を行う力を、政治家には持って欲しいとの磯田先生の言葉は的確だ。
あまりにも情緒的な言動が目立つ今日の政治家に、史家の先生としては、「明治にはたくさんいたのになぁ...。」の嘆きは当然かもしれない。
明治といえば、私などは、陸奥宗光が浮かんでくるのだが、もはやご存知ない人のほうが多いかもしれない。本当に、骨太の政治家がたくさんいた。昭和の戦中だって、齋藤隆夫などの勇気ある政治家がいたのだが。
ご指摘のことをしっかりと踏まえて精進していきたい。時間がなく、ゆっくりできなかったのだが、楽しい仲間のひと時はあっという間だった。
「もっと、国民と擦(こす)れなきゃダメですよ。」とのご指摘も政治家全員が受け止めなければならない。
擦(こす)れる、っていうのはなかなかいい表現だよなぁ。
擦れると、熱持つし、ストレスにもなるし、時には擦りむけて痛かったり、あるいは寒いときには暖かかったりする。やっぱり、擦れなきゃダメだよなぁ、人間同士は!。
んっ、?。
結局、国家の家計簿の話にはつながらなかったのである...。