「再誕」への歩みの一年
今年も、最後の一日となり、平成最後の元旦を明日迎えることになる。
この一年は、私にとっても、落選から再び国政へと挑戦をすると心に誓い、歩みを始て、更に自らの「再誕」を追求する、本当に有意義な一年でもあった。
「再誕(さいたん)」とは、三千院の門跡門主、堀沢祖門導師より頂いた言葉だ。
人は、自分のチカラで生まれ出てくることはできないが、この世に生を受けて、徹底して自らを見つめ直し、自らに向き合うことによって自分の使命を自覚することによって、自らが自らを新たにこの世に産み直すことができる。
それを「再誕」という…。
この言葉を何度も反芻する落選からの日々であったが、それにより、自らが自らを産み直す、良い機会をいただけたと、今、心から感謝の気持ちで一杯だ。
この一年間を支えてくださった、多くの皆様、家族や仲間達によって、私は私の使命を見定め、全力で取り組むことができた。
年初より東京事務所も開設し、国会事務所に居た職員二名が常駐態勢を取ってくれ、また、奈良においても事務所で一番若い職員が事務所長として新しい馬淵事務所を率いてくれた。
3月には、浪人の仲間と共に政治団体「一丸の会」を立ち上げ、毎月の例会と共に勉強会を開催し、心合わせをしながらお互いがお互いを励まし合い、支え合ってきた。
地元活動も生駒市という新たな選挙区を掘り起こし、着実に足跡を残すことができた。SNSは意図して抑制的にしたが、一方でFace to Faceのコミュニケーションを重視し、後援会を拡大し、明確な目標に向かって突き進む実感を持つことができた。
メディアを通じての発信も、密着取材や番組出演、連載など、浪人では通常ないような頻度で続けることができた。
年末には、元国交大臣ということでインドネシアからの招待で、世界不動産連盟グローバルビジネスサミット2018に参加し、インベスターズフォーラムでの基調講演やインドネシア政府の閣僚とのバイ会談など、日本の投資家の皆さんとの架け橋となる役割を少しは担うことができたかと思っている。
バッジがなくとも様々に活動できる素地を、この20年間で培うことができたと実感する瞬間を何度も得ることができた。
本当に、お支えいただいた、皆様に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
来年は、12年に一度の統一地方選と参院選が重なる年であり、波乱が起きる年とも言われている。衆参ダブル選や、予想もつかないことが起きる年として、心して取り組んで参りたい。
本当に、一年間お世話になりました。
来年を更なる飛躍の年とすべく、精進して参ります。
それでは、皆さん、よいお年をお迎えください!