GWならぬ普通の週末

2009年4月30日 (木) ─

 国会は、農水と厚労の2委員会審議が午前中のみ。今日、明日と本会議がないため党の部会も一切なし。

 皆、地元張り付きか。確かに会館内もひっそりとしている。国会は連休に入ったということだね!、とスタッフに声かけるが、ハー、とか返事にハリがない。

 ハッハッハッ、そりゃ無理ないわな。国会のまぶち事務所は連休中も予算委員会の質疑準備ということで、GWじゃぁないもんな。皆チョット浮かぬ顔だよね。さらに、普通の週末でもいいじゃないか!としつこく口にする。

 一方、僕は意気揚々と質疑準備。やっぱり、好きなんだな。多分、相当マニアックに国会質疑そのものというよりその準備段階の調査研究が好きなんだと自分でも思う。「アンタ、変ってるわねぇー」といつもヒロコに言われる所以だ。

 今日も、朝から議事録を丹念に読み返し、また、役所にせっついて要求している資料を早く出せと、繰り返す。ホント、隠すもんなぁ。

 28日の国交委の質疑で国幹会議の「議を経る」ことのでたらめさを質疑したが、委員会終了後に委員長から「ホントにひどいなぁ」と声かけられる。自民党の全議員だって国幹会議の形骸化をあれだけ指摘しているのに、強行に採決、「議を経た」だもん。

 全役所に、「社会保険庁のようにだけはなって欲しくない!」と口を酸っぱくして言っている。皆、そのときは「もちろんです!」と力強く応えてくれるんだけど、次の一歩が踏み出せないでいるように見える。

 だから僕はいつも、「皆さんも、上から言われて仕方ない場面があるのもよくわかる。だからこそ、野党の議員であるまぶちを使えばいいじゃないか。僕を使って、理不尽だと感じることを国会で正せれば、皆さんの本望ではないか?」と言ってるんだけど。

 全体の奉仕者を志した、霞ヶ関の良心を、実は今も僕は信じ続けていることを知って欲しい。

GWならぬ普通の週末