22年度予算決定

2009年12月26日 (土) ─

 平成22年度の予算編成が終わった。

 昨晩の、記者会見にてとりあえずの予算策定作業にまつわる仕事は終了。ホッとすると同時にどっと疲れが出てボーっとしながら帰奈。閣議決定の当日にもバタバタし、冷や汗かきつつギリギリの綱渡りを続けていた。決着。しかし、残念ながら達成感よりも徒労感が勝る。

 理由はよくわかっている。だからこそ、ここは踏ん張る以外にない。

 スタッフにも、前向きに突き進もう!と必死で声かけて、自らを鼓舞しつつも元気づける。そして一方で、「こころ、空しくして」といつも自らに語りかける。何ごとにもとらわれない、己を持ち続けたい、と願う。

 こういうことが、続くんだろうな。組織を動かしていくとは、調整の連続だ。判断は当然行うが、人の気持ちを動かしていくには丁寧な営みが求められる。政界だろうが官界だろうが経済界だろうがみな同じ。

 長女のしほりももう先に帰っているし、奈良には家族全員そろっている。

 11人で囲む食卓が、このうつろな気持ちを癒し、満たしてくれることを僕は知っている。

22年度予算決定