2ラウンド、矢尾板さんの採点は?

2008年2月18日 (月) ─

 金曜日、2ラウンド目の質疑を終える。午後から70分ということで丁寧な議論をしたつもりだ。

 火曜日に指摘した中期計画の前提が崩れるのではという僕の指摘に対しての、冬柴大臣の「中途段階」の報告であるという反論を一つ一つ丁寧に確認していった。

 そして、その確認の答えはことごとく説得力のないものであった。70分あるからと思っていたが、残念ながら後半の道路公団民営化の検証議論は急ぎ足にならざるを得ず、さらっとなぞるだけになった。次回には丁寧に詰める。

 岡田筆頭理事から、来週の木曜日の「道路」集中審議の出番を指名される。

 総理出席テレビ入りとなる「集中」は、この総予算審議では初めて。地方と中央の公聴会が水、金とセットされさらに翌週の火曜日にはテーマは未定だということだが「年金・医療・格差」などの分野で集中もあるという。いよいよ、ヤマ場を迎えることになる。

 質疑終了後、一息つく間もなく、BS番組(朝日ニュースター「政治学原論」)の収録に向かう。キャスターは、朝日新聞コラムニストの早野透さん。党大会のときに「久しぶり」と声をかけていただき、「君、道路やるの?。それじゃぁ、一度話し聞かせてよ。」と言っていただいたもの。

 1時間弱の番組は、CMもない撮りっぱなしのものなので存分に話せる。火曜日の質疑の話を中心に道路問題の本質について語る。早野さんからは、「つなぎ法案」撤回の与野党合意による「一定の結論」について突っ込まれるが、なんせ何も聞かされてないし報道以上のことはわからない、という前提で個人的な意見を述べさせていただく。テレビ収録を忘れて、思わず本音で語る。やはりCMのない撮りっぱなしというのは、話にリズムが生まれる。イイけど、ついついしゃべりすぎになりそうで恐い。

 早野さんはじめ皆さんから、「じゃぁ、集中審議期待してますよ!」と声かけられ、ちょっとプレッシャー。

 さぁ、これで2ラウンド終えて3ラウンド目も決まった。月末の締めくくり総括までにもう一回入るかどうかぐらいか。異種格闘技の試合じゃないが、3ラウンドもしくは4ラウンド一本勝負みたいなもの。KOかギブアップしかない格闘技戦とは違って、僅差の判定みたいなことも往々にしてある国会審議だが、とりあえずの2ラウンドの採点は果たしてどんなもんか?

 「第2ラウンド終わりまして、矢尾板さんの採点(古い!)は、10対9で挑戦者のリードです」とはならんか。

2ラウンド、矢尾板さんの採点は?