首班指名選挙

2006年9月27日 (水) ─

 本会議にて、議席、会期、議運委員長の指名がなされて、内閣総理大臣の指名(記名投票)が行われた。

 われわれは、「小沢一郎」と書く。もちろん、与党は「安倍晋三」。

 自民党票292票プラス公明党票31票で323票。結果は、339票で安倍晋三氏に決定。16票増で決着。

 民主党の衆議院議員は113名。結果の得票は115票。2票増は、無所属のどなたか?。会派を離れて中立的立場を守らなければならない院の役職者お二人はともに投票をされていない。だとすると、離党された議員のかたがたか?。

 無所属が20名(今村雅弘、江田憲司、江藤拓、河野洋平、下地幹郎、鈴木宗男、武田良太、徳田毅、中村喜四郎、西村真吾、野田聖子、平沼赳夫、古川禎久、古屋圭司、保坂武、保利耕輔、堀内光雄、森山裕、山口俊一、横路孝弘)。この中で、先述の2名を引いて18名。

 勝手なことを言えば、わが党離党の1名と、与党離党のどなたか1名か?。

 一方、国民新党・日本・無所属の会などからは6名(糸川正晃、亀井静香、亀井久興、滝実、野呂田芳成、綿貫民輔)の議員がいるはずなのに綿貫民輔氏に5票。
この1票はどこに流れたか...?。

 無効票というのもあったが、これも誰かわからない。誰にも投じたくないという議員がいるってことだ。このように、狭い世界でも多少の票の流れがあるということを考えると、選挙というのは本当にわからないものだ。

 かくして、第90代の安倍晋三内閣総理大臣が誕生した。とにかく、われわれとしても国会論戦の中で政府を質していくしかない。来週からの代表質問で幕開けだが、その前に金曜日に所信表明が行われる。

 どのような所信となるか、大いに楽しみにしている。

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