静かな金曜日?

2006年5月20日 (土) ─

 国交委は日程が入らず、今日の審議はなくなった。今日の法務委員会しだいだったのだが、強行採決があれば、さらに国会審議は滞ることになる。

 その意味で、各委員会も様子見状態で、本会議もなく静かな金曜日。結局法務委員会は採決なしとなる。

 さすがに、与党も厚労委に続いての強行採決は世論を敵に回すことになると判断したのだろうか。いずれにしても、共謀罪については与党の強硬路線というのもどうも中途半端に見える。「細田さんは、人が良すぎるからなぁ。」という声も聞いたが、果たして今後どうなるのか、来週に持越しである。

 新幹線に飛び乗って地元に帰ると、在奈良支社の新聞社の取材。耐震偽装の件、サンホテル奈良で詐欺の立件が成立するかどうかという話を聞かれながら、東京から明日の夜の在京キー局の報道番組の生出演依頼が来る。どう考えたって、時間的に明日の夜東京は無理。ロミヒーに、丁重にお断りを頼む。

 チューから、明日の徹奘さんとの「二人会」の打合せ確認事項を聞きながら、頼まれた色紙を書こうと筆をおろしていると、かつてのインターンのカサ坊が訊ねてきてくれた。「イヤー、うれしいなぁ。」と手を握るのもつかの間、パーティーに遅れます!、とエンジェルたちに追い立てられる。

 航空自衛隊奈良基地開設50周年記念式典前夜祭に出席。

 航空自衛隊創立より2年後の昭和31年以来、伝統あるこの国の守りを担う若者の学び舎として、「国の始まり」のこの奈良の地にあることを誇りに思う、とご挨拶。歴代校長先生方と歓談する。

 父は陸軍士官学校61期生として敗戦を迎えたのだが、陸士の仲間は自衛隊に多いと聞いていた。ここでも、初対面の方から父と同窓だと声掛けいただいた。やはり、かつての日本陸軍(海軍も含めて)、その結束と仲間意識は強い。

 「馬淵さんはやはり、お父様でしたか!?、いや先生は、ご子息でしたか!!。」と言われ、照れる。

 パーティー出席後に、1区総支部幹事会。

 本来明日予定されていた幹事会だったのだが宮城県連大会への出席のため急遽変更で、夜遅くの開催となった。6月10日の1区総支部定期大会について協議。大枠が決まる。後は、開催のみ。

 幹事会後に、奈良の町の居酒屋へ。

 お店のお客さんから、声をかけられ話し込みながらも、チョット一杯。トシが、「代議士そろそろ、明日もありますので...。」と迎えに来てくれて、お開き。

 いやはや、委員会も本会議もない静かな金曜日、と思ったが地元では何ともせわしなかった。

静かな金曜日?