雪景色

2008年2月10日 (日) ─

 昨日、地元での朝からの国政報告会のさなか、雪が深々と降り積もっていた。

 会場を出ると奈良公園はじめあたりは一面真っ白。若草山すら見えないほどに曇った鉛色の空から雪が舞う。きれいだなぁー、見とれていたがこの分だと残りの国政報告会は無理そうだ。

 東京からの友人の来訪に、近鉄奈良駅前で昼食を共にして別れる。これから神戸とか言ってたけど第二阪奈も阪奈道路も閉鎖のようだ。

 奈良には、高速道路がほとんどない。いや、一般道でさえ幅員含めて整備が望まれている箇所は多い。ましてや、吉野の山に行けば生活道路が寸断される崩落は日常的に起きている。道路の需要はまだまだ相当に多い。しかし、なぜこれほど整備が遅れてしまったかというと、かつての県政にある。昭和55年までの奥田知事時代は道路橋梁事業費は現状の半分程度(平成19年度換算値)で推移してきた。平成3年の上田知事時代に多少増加はあったが高度経済成長期の道路整備華やかりしころ、奈良は違う方向を見ていたということになる。

 でも僕は、別にそれで奈良が間違った方向に進んできたと一概には言えないと思う。県政の主要課題として貴重な財源を道路整備という選択肢以外に振り向ける必要性があったと少なくとも知事は判断し、県民はそれを支えたということだ。つまり、地方の判断で考えて行動した結果だ。もちろん、現在において立ち遅れているところは対応が必要だが地方の事情に合わせて、判断する。これが基本ではないか。

 東京からの友人を見送った後、結局、すべての国政報告会は中止となった。幹線道まで雪が降り積もり、あちこちで車は立ち往生。ウチの車も動けなくなり、やむなく降りて徒歩と電車で事務所へ。雪国と違って、対応が甘いから弱い弱い。
 
 事務所でも、皆不安そうな面持ちなので「もう、今日は早く帰ってね」と閉めることにした。僕は、予算の準備があるので上京することに。

 電車の遅れや何やかやで夜、東京についてみると、こっちも雪だった。

雪景色